2013年7月18日木曜日

2)悩みの99%が一気に解決!魔法のコンサル思考術:佐藤智恵 × 人生案内



相談内容

コンサル思考術
 

1.       悩みの書き出し                                                   
「事実」
娘が上司から通勤を車からバス変えるように言われた
近所の人が上司に、娘の運転速度が遅すぎて危ないと連絡してきた
娘は1年間バス通勤をしている
仕事時間もバスの時刻に合わせて1時間減少した
「意見」
母親には通勤方法変更が上司の嫌がらせだと思える
母親は「娘は安全運転をしていただけ」なのにおかしいと思っている
娘は真面目で頑張り屋である
母親は上司にこのまま黙っているのは嫌だ
娘は車通勤を続けたかった
娘は文句を言うと仕事を失うのではないかと思い黙っている
娘は今の会社で頑張ると言っている

2.       悩みの整理                                                          
    自分が変えられない情報は捨てる 
      ⇒近所の人からの通報(近所の人に影響を及ぼすことはできない) 
    自分で変えられない過去も捨てる 
   ⇒特になし
    私の事情は極力、考慮しない   
   ⇒特になし

3.       悩みから論点を設定する                                    
    悩みがどのように解決したら幸せか?
⇒娘が車通勤を再開できるようになったら幸せ
    それは現実的か?自分の努力で解決できることか
⇒現実的で、自力解決できること
    じゃあ、どうする
証拠を作って話合う
    選択肢の中には、経済性(お金に関する情報を入れる)

4.       情報を図表で見える化する    
   
                            
※毎回思うのだが、マトリクスの中身をどう考えて答えを導けばよいのかわからない。だいたい思いつきを書いている。目的に照らして2軸の条件をみたしていればなんでもよいのだろうか?もしそうだとすると解答は無限に出てきてしまう。
     
本書を読んでみたが、そのへんの説明はない。

『「余談」
コンサル本は、いつも肝心なところの説明がない。例えばMECEの説明。MECEのルールを説明して、後は完成されたロジックツリーを見せてお終いという説明が多い。なんとなく解った気になるが、実際に自分で作ろうとするとロジックツリーはなかなか作れない。問題解決の全体観 上巻 ハード思考編 のようにMECEの一段一段を丁寧に説明してもらえると大変わかりやすい。悩みの99%が一気に解決! 魔法のコンサル思考術にも上記書籍と同じだけの丁寧な説明があるともっとよかったと思う。 』

5.      現実的な解決策を考える

  私だったらまず、娘の運転技術の確認を行うだろう。そうするとマトリクスの右上になると思う。母親は「娘は安全運転しているだけ」というが、法廷速度は現実的な速度とは言えない。本当に遅いのかもしれない。
  
  そのためスマホで証拠を作ったり、可能であれば第三者(社内の友人)に確認してもらうのが良いと思う。もしくは社内に車通勤社内テスト企画』を発案する。そうすれば娘さんと同じような思いをする人がいなくなって、会社にとってもプラスになるのではないだろうか。
                                     
6 解決策の中から決断する

  マトリクスの右上を実行してから、左上に移行する。 


者の回答


   なるほど現実を受け入れて、バス通勤を楽しむ方法を探すですか。

  縦軸:娘の性格にあった解決策を探す・探さない 
               ×
  横軸:現実を受入れる・受入れない
  
  といった感じかな。こっちの方が、いいかもしれない。
  
  イヤ ちがう、ちがう。

  そもそも解決策を相談されているのに、解決策を探すという回答はおかしい。 
  人生案内の存在意義っていったい・・・・。 

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